top of page

【2025/5/31】

  • 執筆者の写真: なごやか読書会
    なごやか読書会
  • 6月15日
  • 読了時間: 2分

本の紹介では、その内容はもちろんのこと、紹介する人の個性が光ると記憶に残ることが多いです。


今回は、個性的な本の紹介とは何かを考えさせられる時間になりました。


誰でも個性を持っているので、自分にとっては自然に話しただけだと思っても、まわりから見れば個性的に映ります。


1冊におもしろかった思いを込められる方、関連する作品を交えてその本のおもしろさを紹介される方、個人的な読書の歴史を振り返りながら深みのある紹介をされる方。


なかには、ご本人の個性が本の内容をすべて吹き飛ばしてしまうような方もいらっしゃり、お話を聞いていて非常におもしろく感じることもあります。


参加者の方々が持つ個性をそこなわず、「参加してよかった!」と思える時間を過ごしていただくのが主催者の願いです。


今回は、初参加の方々に満足していただけたようで充実感も一入でした!



★注目の一冊★

『フラナリー・オコナー全短編』 フラナリー・オコナー


理不尽な出来事や救いのない運命を、誇張せずに淡々と綴る作風に耐えるには読者のリテラシーが必要かもしれません。


しかし、著者の経歴や現代に与えた影響を知ると読まずにはいられなくなる作品です。


本書は、短編小説の名手である著者の作品のほとんどをカバーしており、お得感もありますね。


★紹介された本★

『濹東綺譚』 永井荷風

『玉の井という街があった』 前田豊

『兄の終い』 村井理子

『もっと知りたい 喜多川歌麿』 田辺昌子

『フラナリー・オコナー全短編』 フラナリー・オコナー

『フラナリー・オコナーのジョージア』 サラ・ゴードン

『賢い血』 フラナリー・オコナー

『紫式部日記』角川ソフィア文庫(写真には不掲載)

『前方後円墳の時代』近藤義郎

『ギリシア悲劇I アイスキュロス』ちくま文庫


 
 
 

Comments


  • Twitter
  • instagram

©なごやか読書会

bottom of page