ノンフィクションからはじまり、精神分析、古典の解説書、20世紀を代表する西欧文学とおもしろい本ばかりが紹介された2時間でした!
世の中にはまだまだおもしろい本が待っているのだと思うとワクワクしてきますね。
今回はプルーストの『失われた時を求めて』を読破された方にそのおもしろさを語っていただきました!
全巻を読まないと見えてこない発見があり、また1巻から読み直したいと思わせる作品にはなかなか出会えないですね。
さらにフランス語の原書と翻訳を読み比べて解釈の違いを楽しまれているとうかがい、その知的好奇心に驚きました!
★注目の一冊★
『つけびの村』高橋ユキ
山口県のわずか12人が暮らす限界集落で、一晩にして5人が殺害された事件を扱ったノンフィクション作品です。
著者の地道で丁寧な取材からでしか生まれない内容で、非常に読み応えがあります!
★紹介された本★
『つけびの村』高橋ユキ
『「自傷的自己愛」の精神分析』斎藤環
『クロミの『歎異抄』』朝日文庫編集部
『失われた時を求めて』プルースト
『批評の教室』北村紗衣
『ポル・ポト』フィリップ・ショート
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