主催者満足度100%のスペシャルな会でした!
浄瑠璃や歌舞伎といった、現代ではマイナーと思われるテーマで話が広がるととても楽しいですね。
よく読まれている作品であっても、読者の教養によって抱く感想は大きく変わるのだと、みなさんのお話をうかがっていて思わされました。
終わったあとも参加者が全員残り、さらに1時間半近く話し合うすばらしい読書会になりました!
★注目の一冊★
『「いき」の構造』九鬼周造
日本特有の「いき」という概念が「媚態」「意気地」「諦め」の三つをキーワードに、哲学的に考察されています。
ご紹介いただいた方は、ご自分の歩む道に悩んでいたときに本書を読んで目を開かされたとおっしゃっていました。
レジメを準備され、熱のこもったご紹介には言葉以外のふるまいからも伝わってくるものがありました!
★紹介された本★
『心理学の名著30』サトウタツヤ
『ノーサンガー・アビー』ジェイン・オースティン
『英国諜報員アシェンデン』サマセット・モーム
『「いき」の構造』九鬼周造
『ことり』小川洋子
『月まで三キロ』伊与原新
『浄瑠璃を読もう』橋本治
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