2023年最後の読書会でした!
紹介いただく本の内容にご自身の経験が添えられると、話に深みが出ますね。
今回あらためて感じさせられました。
参加者全員がリピーターの方という珍しい会になりましたが、みなさんが本をたくさん読まれていることもあり、一年の締めくくりにふさわしい充実した時間となりました。
ルソーの『孤独な散歩者の夢想』を参加者の半数が読んでいたことにかなり驚きました!
今回は小説が多く紹介されましたが、いつか読もうと思っていてようやく読めた本や、数十年の時を経て読み返して感銘を受けた本、ご自身の経験に関連するテーマを扱った本など、想いのこもったご紹介でした。
2024年のなごやか読書会は現状のフリージャンルを維持しながらも、新たな試みにチャレンジしていきたいと考えています。
これからも温かく見守っていただけると幸いです!
★注目の一冊★
『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』丸山正樹
手話通訳士になった男があるろう者の法廷通訳を引き受け、過去の事件と対峙していくなかで、ろう者の世界や手話の多様性を垣間見ることができる小説です。
本書が出版されてからの反響が大きく、TVドラマ化もされています。
★紹介された本★
『孤独な散歩者の夢想』 ルソー
『タイタンの妖女』カート・ヴォネガット・ジュニア
『モモ』ミヒャエル・エンデ
『算法少女』遠藤寛子
『密やかな結晶』小川洋子
『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』丸山正樹
『龍の耳を君に』丸山正樹
『怪談のテープ起こし』三津田信三
『果てしなき流れの果に』小松左京
『THE ATLAS OF BEAUTY 世界の美しい女性たち』ミハエラ・ノロック
『死神とのインタヴュー』ノサック
『色に死にけり』早乙女貢
『知られざる傑作』バルザック
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