今年初めての開催でしたが、控え目にいって最高でした! 本の内容を超えて、参加者みなさんが考えていることを様々な視点で知ることができました この場でしか生まれない言葉があり、他には代え難い貴重なものだと改めて感じました。 今回は初参加の方が多く、みなさんよく本を読んで来られてきたことが言葉の端々から伝わってきました。 自分が読んだことのある作品でも、読者によって受け取り方はさまざまなのだと改めて感じ入りました。
★注目の一冊★ 『塩狩峠』三浦綾子 ストーリーとしてはわかりやすい展開でありながら、本書の世界に没入し、登場人物に深く感情移入してしまう著者の文体と表現力は圧巻です。 重いテーマを扱っているにも関わらず、多くの読者を惹きつけているのも頷ける作品です。
★紹介された本★
『ウクライナ戦争』小泉悠
『塩狩峠』三浦綾子
『玩具』津村節子
『自由からの闘争』エーリッヒ・フロム
『自由に生きるための知性とはなにか』熊谷晋一郎他
『人間の条件』ハンナ・アレント
『世界哲学史6』伊藤邦武他
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