今回は午前と午後の二部制で開催しました。
午前の部は、リピーターの方と初参加の方が同じくらいの割合でした。
なごやか読書会の雰囲気に慣れているリピーターの方と、新鮮な風を吹き込んでくださる初参加の方、どちらの方も読書会がおもしろくなるのに欠かせません。
一年前に紹介いただいた作品の続編や、愛読されている古典、自分が経験したことのない世界を感じられるおもしろい本など、参加者の経験が込められている話で盛り上がりました。
★注目の一冊★
『最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常―』二宮敦人
芸術の道を究めようとする学生が集まる大学の最高峰、東京藝大。
そこで学生たちが送る日常が著者によって描き出されています。
一般に考えられているキャンパスライフとはかけ離れた生活ぶりは、芸術になじみのない読者にとっては非常に刺激的でページをめくる手が止まりませんでした(うえはら談)。
ものごとに対する自分の先入観を壊してくれる素晴らしい一冊です。
★紹介された本★
『日本史サイエンス弐』播田安弘
『羊たちの沈黙』トマス・ハリス
『東方見聞録Ⅰ』マルコ・ポーロ
『命売ります』三島由紀夫
『最後の秘境 東京藝大』二宮敦人
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』フィリップ・K・ディック
『毎日を好きなことだけで埋めていく』本田晃一
『物語 ウクライナの歴史』黒川祐次
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