午後は打って変わって女性の多い会でした。
読書会には、本を一冊以上持ってきていただくようお願いしています。当日は一冊をじっくり紹介される方も、複数冊を紹介される方もいらっしゃいます。 今回はなんとおひとりで十冊(+映画一作品)も紹介して下さった方がいらっしゃいました。
さて、みなさん、今回紹介された本の写真をよくよく見ると、村上春樹の『ダンス・ダンス・ダンス』の下巻が二冊あることに気づきましたか?
『ダンス・ダンス・ダンス』を紹介された方の次の方がカバンの中から取り出した本が、まさかの『ダンス・ダンス・ダンス』でした。
村上春樹は人気があり、過去にも村上春樹の話に花が咲いたことがあります。参加者のファンの方々は、「二〇〇四年から心理的な距離が縮まりにくくなった」ことで共感されていましたが、これを読んでいる方の中にも、わかる方はいらっしゃいますか?
★注目の一冊★
『大いなる遺産』チャールズ・ディケンズ
キャラが濃く、エンタメ要素の強い小説。紹介者さん注目の人物は、婚約破棄されたあと誰とも結婚せずに中年になってしまった女性です。結婚式で着るはずだったウェディングドレスを着たまま過ごし、世の中の男性たちを恨み復讐を企てています。清楚な方が、紹介しながら「やばい」を連呼されていたのが印象的でした!
★紹介された本★
『西行』西澤美仁
『荘子 内篇』荘子
『アレックスと私』アイリーン・M・ペパーバーグ
『大いなる遺産(上)(下)』チャールズ・ディケンズ
『今夜、すべてのバーで』中島らも
『不夜城』馳星周
『金閣寺』三島由紀夫
『疾走』重松清
『ピアッシング』村上龍
『イビサ』村上龍
『東京奇譚集』村上春樹
『羊をめぐる冒険(上)』村上春樹
『ダンス・ダンス・ダンス(上)(下)』村上春樹
『学校と社会』デューイ
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