【2022/3/19 午後】
- なごやか読書会
- 2022年4月1日
- 読了時間: 2分
今回は、午前と午後の2回開催しました。
午後の部は、ほとんどが初参加の方でした。初参加の方は、なごやか読書会に、これまでにない新たな風を吹き込んでくれます。
『舟を編む』を読んで「辞書っていいな」と思われた方は多いでしょう。読後に実際に辞書を買った方がいらっしゃって驚きました。
朱子学の本を紹介していただいた方は、三冊の漢和辞典を駆使して漢文を読まれているそうで、こちらもまた驚きました。『論語』の話でも盛り上がりましたね。
推理小説には「フーダニット(Who done it?)」「ホワイダニット(Why done it?)」「ハウダニット(How done it?)」という用語があり、それを踏まえた上でタイトルを見ると頭が「?」で埋め尽くされる小説も紹介してもらいました。
司馬遼太郎のエッセイの話に加え、浅田次郎の『壬生義士伝』についても熱く語っていただきました。感動して泣くという読書体験は、何物にも代えがたいですね。
ケンブリッジ大学やオックスフォード大学の入試問題を出題してもらい、みんなの頭を悩ませる場面もありました。
★紹介された本★
『二人の嘘』一雫ライオン
『舟を編む』三浦しをん
『朱子語類 訳註』
『十三歳の誕生日、皇后になりました』石川リンネ
『○○○○○○○○殺人事件』早坂稟
『残像に口紅を』筒井康隆
『りぽぐら!』西尾維新
『歴史と風土』司馬遼太郎
『オックスフォード&ケンブリッジ大学 世界一「考えさせられる」入試問題』ジョン・ファーンドン
『蛙』アリストパネス
★注目の一冊★
『残像に口紅を』筒井康隆
「言語遊戯小説」という、遊び心のある小説です。ページが進むにつれ、ひとつずつ使える日本語の音が減っていき、最後はすべてなくなって終わってしまいます。こんな小説を思いつくなんて、恐るべし筒井康隆。英語版「言語遊戯小説」もあるという話でしたが、読書会後に調べたところ、ジョルジュ・ペレックの『煙滅』でした。英語の「E」を全く使わずに書かれたこの本、邦訳は「い」段がないそうです。こちらもすごいですね。

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