今回は、午前と午後の2回開催しました。
午前の部は、過去に参加されたことがある方が多かったです。
持ってきてもらった本や、思い入れのある本について熱く語っていただき、どの本も「読みたいな」と思いました。 読書会には、周りに読書するひとがいない、と思う方々が集まります。本を読むひと自分以外にもいるのだろうか。そういう思いで、読書会に参加すると、自分と同じような方と出会えます。他の方がどんな本を読んでいるかを知れるのも、自分が紹介した本について他の人の意見が聞けるのも楽しいですね。 声優さんの話から戦争、哲学、結婚後の姓について、ミステリー、古典に至るまで、今回も幅広く紹介されました。 ★紹介された本★ 『ユートピアだより』ウィリアム・モリス 『完本 酔郷譚』倉橋由美子 『戦争は女の顔をしていない』スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ 『100の思考実験』ジュリアン・バジーニ 『日本のふしぎな夫婦同姓』中井治郎 『扉は閉ざされたまま』石持浅海 『ハムネット』マギー・オファーレル 『ベルリン1945 はじめての春 上下』クラウス・コルドン 『カンディード』ヴォルテール
★注目の一冊★
『戦争は女の顔をしていない』
100分de名著でも取り上げられたこの本、内容はなかなか重厚です。著者は、ノーベル文学賞を受賞したスヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ。今回は『ベルリン1945』を紹介してくださった方もいました。ウクライナ戦争が始まり、文学を通して戦争を知ろうとする人が増えているのかもしれませんね。
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