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執筆者の写真なごやか読書会

【2022/11/12】

初参加の方とリピーターの方が半々で、様々な意見が飛び交った会でした。

ビブリオバトルを主催されている方のお話も聞くことができました。


人は外部から情報を得ているように思えますが、実は自身の内部に取り込んだときに多くを加工し、解釈しています。感情的になりやすい人は、自分がなぜその感情に至ったのかを紙に書き出してみると、改善につながるそうです。紹介者の方も実践済みだそう。


ジャケ買いした小説が想像以上におもしろかったという話を伺いました。ジャケ買いは、自分の知らない作家を開拓する手段の一つ。あなたも、本を衝動的に手に取ってしまった経験があるのではないでしょうか?

海外作品を読むにあたって、手に入れられる限りすべての翻訳本を図書館から取り寄せて、自分にあった訳者の本を選ぶという方もいらっしゃいました。

読書は文体が自分に合っているかで、作品に対する印象がガラリと変わります。おもしろいと思えるかどうかは、訳者の力も大きいですね。

SF作品のご紹介で、人間が考える地球外生命体の特徴について教えていただき、人間の限界というものを考えさせられました。


土曜の朝から本の話に花が咲く会。毎度のことながら楽しいなあ、と思います。

また、この拙筆に目を通してくださる方も、貴重な時間を割いて読んでくださり、ありがとうございます(^^)


それでは、また来月。次回は2022年最後の読書会です!


★注目の一冊★

『セビーリャの理髪師』ボーマルシェ

「フィガロ三部作」の第一作目となる喜劇です。

次々とテンポ良く変わっていく展開がおもしろく、あっという間に読んでしまえる作品。

内容もさることながら、作者のボーマルシェが歩んだ人生も波瀾万丈です。

本書の解説だけでも一読の価値があります。ぜひ読んでみてください!


★紹介された本★

『百閒先生月を踏む』久世光彦

『情動はこうしてつくられる』リサ・フェルドマン・バレット

『雪と心臓』生馬直樹

『カラマーゾフの兄弟1~5』ドストエフスキー

『ソラリス』スタニスワフ・レム

『セビーリャの理髪師』ボーマルシェ




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