前回の1週間後に開催しました。
直前の告知でしたが、すぐに埋まり、うれしかったです!
今回は、小学生の方が「紹介したい本がある」とのことで、親子で参加してくださいました。
どのページもおもしろいというヨシタケシンスケさんの本と「ざんねんないきもの」シリーズを紹介してもらいました。
伝統芸能の本を読んで実際に能を観にいかれる方や、長編小説を再読し始めた方、文体や表現に教養があらわれている本が好きな方のお話も聞けて、本についての会話にはその人の価値観が反映されるのだと改めて感じました。
なごやか読書会は、10代から60代まで幅広い方に参加していただいています。ですが、お子さまがいらっしゃる方は参加しづらいのではと思い、お子さま連れで参加OKの会を開けたらいいな、と前から考えていました。
もし、お子さまと一緒に参加されたい方がいらっしゃいましたら、ぜひお申し込み時にその旨お伝えください。
そして、参加される大人の方々は、あたたかく見守っていただければうれしく思います(*^^*)
★注目の一冊★
『断章 空気への手紙』今道友信
美に関する哲学(美学)の研究で名を馳せた著者が手がけたエッセイです。電車の中で、教授とラテン語を勉強中の学生が交わす会話をご紹介いただき、各人の教養の高さが窺えました。
ユーモアあふれる現代のエッセイにはあまり見られない、文章から感じられる美しさというものを感じながら、これからも大切に読み継いでいきたい作品です。
★紹介された本★
『それしかないわけないでしょう』ヨシタケシンスケ
『やっぱりざんねんないきもの事典』今泉忠明監修
『ようこそ能の世界へ 観世銕之助』
『言の葉の樹』アーシュラ・K・ル・グィン
『小さないきものたちの不思議なくらし』甲斐信枝
『黒い蜘蛛』ゴットヘルフ
『ダークタワー』スティーヴン・キング
『グラーグ57』トム・ロブ・スミス
『断章 空気への手紙』今道友信
『カレーライスと日本人』森枝卓士
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