2021年7月第三弾の開催でした!
今回は読書の幅を広げたい思いを持って参加された方が多かったです。読書歴が浅い方でも楽しめる場になるように意識していますので、初めての方もご安心ください! 紹介いただいた本は、国際色豊かで盛り上がりました!日本はもちろん、アメリカ、イギリス、中国とさまざまな国の作家が生み出した作品の話を聞いて、読みたい本の幅が広がりました。歴史や文化の背景は違えど、人間に対する洞察が深い作品は、時代を超えて読み継がれるのだなぁと思いました。 本を読むときは、読む人によって解釈が変わったり、読むときの心境によって受け取り方が違ったりしますよね。参加者の方がどのように本を読んだのかを知ると、自由に本を読める素晴らしさがわかります。正解がないからこそおもしろいですね。 ★注目の一冊★ 『春にして君を離れ』アガサ・クリスティー
アガサ・クリスティーといえばミステリーの女王。ですが、本書では殺人事件が起こりません!事件を解決する描写がないからこそ、人間心理の深いところを突く著者の力量が一層きわだちます。 ★紹介された本★
『辺境・近境』村上春樹
『三体Ⅲ上』劉慈欣
『四畳半タイムマシンブルース』森見登美彦
『謎の独立国家ソマリランド』高野秀行
『U』皆川博子
『春にして君を離れ』アガサ・クリスティー
『Where the Crawdads sing』Delia Owens
『命売ります』三島由紀夫
『杜甫詩選』黒川洋一編
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