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執筆者の写真なごやか読書会

【2021/7/14】

水曜日の夜に開催しました!夜のカフェは落ち着きがあって、本の話に合う場所ですね。


今回は初参加で、たくさん本を持ってこられた方がいらっしゃいました。その中から数冊を紹介いただいたのですが、本に対する熱意が伝わってきました!

なごやか読書会は参加人数にもよりますが、1人15分〜20分程度の持ち時間があります。紹介いただく本の冊数に制限はありませんので、何冊でも紹介ください!

ホラー小説の話には興味津々でした。主催者は普段読まないジャンルですが、合理的には割り切れないことが多い世の中では、目に見えないものや超自然的なものに関心が向くのは頷けますね。ホラー好きな人の気持ちがよくわかった時間でもありました。

参加者の1人がおっしゃっていた「一生のうちに読む本は限られている」という言葉も印象的でした。自分が本当に読みたい本は何か。そのきっかけが人との出会いで生まれる読書会というのはいいものだなぁと改めて思いました。

★注目の一冊★

『須賀敦子全集 第四巻』

夙川にある須賀敦子のお墓にお参りされたことがある方の紹介本。須賀敦子は1929年に生まれ、日本の大学卒業後イタリアへ留学、その後日↔伊の翻訳家をしていました。随筆家として注目を浴びたのは50代からと遅めですが、時代に流されない強い精神を持つ女性の随筆は、今も多くの人の心を動かしています。『須賀敦子全集 第四巻』には書評が多く掲載されており、書評好きの筆者(羽)も読んでみたくなりました。すでに数えきれないくらい読みたい本があるのに、さらに読みたい本を増やしてくれそうな「禁断の書」ですので、いつ読むか悩みどころです・・・!

★紹介された本★

『こころ』夏目漱石

『京都・六曜社三代記 喫茶の一族』

『須賀敦子全集 第四巻』須賀敦子

『塩一トンの読書』須賀敦子

『日本史サイエンス』播田安弘

『残穢』小野不由美

『百景鬼談』小野由美

『夢酔独言』勝小吉



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