3月21日の読書会にたくさん申し込みをいただき、急遽29日も設定しました。 平日夜にお集まりいただき、ありがとうございました。 本を手に取ったきっかけや紹介しようと思った理由を聞かせてもらうのが楽しい会でした。 以前紹介した本に関連しているから、実話を元にしている本が好きだから、紹介されていないジャンルだから、思い入れがあるから。 みなさんそれぞれ異なる選び方をされており、個性を感じられました。
本の内容はもちろん、本の周辺について語ることができる相手がいるのはいいことですね。 改めて、誰かと本の話ができる愉しさを感じられた夜でした。 ★注目の一冊★ 『燃えるスカートの少女』エイミー・ベンダー著、管啓次郎訳 恋人が退化していく話や火の手と氷の手を持つ少女の話など、非日常的で不可思議な短編集で印象に残りました。紹介してくださった方は何度も読み返しているそうで、どんな境遇のときも読んで良かったと思える作品だとうかがいました。折にふれて読み返す本を持っていると心が豊かになりますね。 ★紹介された本★
『ペスト』ダニエル・デフォー
『かんさい絵ことば辞典』ニシワキタダシ
『通天閣』西加奈子
『あちらにいる鬼』井上荒野
『神は数学者か? 数学の不可思議な歴史』マリオ・リヴィオ
『アラビアの夜の種族』古川日出男
『燃えるスカートの少女』エイミー・ベンダー
『ゴットハルト鉄道』多和田葉子
『KGBの男 冷戦史上最大の二重スパイ』マリオ・リヴィオ
『コロナと生きる』内田樹、岩田健太郎
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