3ヶ月ぶりに開催できました!
コロナの影響で少人数にはなりますが、緊急事態宣言などが発令されないかぎりは細々と続けていきたいと思います。 今回は初参加の方が多く、紹介される本もバリエーションがあって楽しい時間となりました。参加者や紹介する本の組み合わせによって、場の雰囲気が毎回変わるところもなごやか読書会の特徴です。 何度も読み返してきた本や読んで衝撃的だった本、旅先での思い出と結びついている本など、参加者それぞれの読書体験を共有することで新たに生まれる話がありました。思いもよらなかった話も聞けてあっという間の2時間でした。 ★注目の一冊★ 『密やかな結晶』 小川洋子
朝、目覚めるたびに、なにかがひとつずつ消失している島に暮らす主人公。姿かたちが見えなくなれば、次第に記憶は薄れてゆき、やがてそのものの概念自体がなくなるー。そんな世界に生きている主人公は、ある時から、ものが消失しない世界に生きている人物と暮らし始める。「消失する世界」と「消失しない世界」を生きるふたりが辿り着く先は・・・。紹介者の方曰く「衝撃の結末」だそうで、読んでみたくなりました。
★紹介された本★
『西行と定家』安田章生
『美しい日本の私』川端康成
『織田作之助』織田作之助
『密やかな結晶』小川洋子
『長崎の鐘』永井隆
『知覧特別攻撃隊』高岡修
『国家とは何か』福田恆存
コメント