3連休の中日にお集まりいただきありがとうございました!今回はノンフィクション、小説、詩集、絵本、サイエンスと多彩な顔ぶれでした。 古典作品を何回を読んだ方が、マンガ版を読んで受ける感想は説得力がありました。あらすじが同じでも、登場人物のイメージやセリフが違うと印象は大きく変わるのかもしれませんね。小説の映画化にも通じることかもしれません。 自然が織りなす春夏秋冬と死生観を結びつけるのは四季のはっきりした日本独特のものだと思っていましたが、世界中でベストセラーになったアメリカの絵本もとりあげているんですね。絵本は子ども向けと受け止めがちですが、大人が描いた作品でもあり、ものごとの本質を突いたものは長く読み継がれるのでしょう。 少人数ということもあり、本にまつわるざっくばらんな話ができた会でした。今回は人に影響されて読んだ本が多かったように感じました。何度も読み返すことのできる作品に出会えるのは幸せなことですね。 コロナの影響が続いていますが、少人数でも続けていきたいと思っております。今後ともよろしくお願い致します! ★注目の一冊★
『罪と罰』ドストエフスキー これまで本書を3回読まれた方に紹介していただきました。折にふれて何回も読むに値する本にはなかなか出会えないので、古典が持つ価値は高いのだと改めて思いました。キリスト教も関わるテーマなので、内容を深く理解するには幅広い教養が必要なのでしょう。難しくとも読み進めようと思える作品だと感じました。 ★紹介された本★ 『罪と罰』ドストエフスキー 『罪と罰』(まんがで読破)ドストエフスキー 『ホテルローヤル』桜木紫乃 『神のくちづけ』合田和厚 『葉っぱのフレディ ーいのちの旅ー』レオ・バスカーリア 『われらの子ども 米国における機会格差の拡大』ロバート・D・パットナム 『動的平衡ダイアローグ 世界観のパラダイムシフト』福岡伸一
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