約4ヶ月ぶりに開催しました!
新型コロナウイルスの影響で、少人数、マスク着用での読書会でしたが、本当に楽しかったです。読んだ本をその人なりに語ることで伝わってくるものがありました。直接会って話をすることでしか生まれないことってありますよね。
今回は初参加の方ばかりでしたが、みなさん何冊も持参してくださりました。ジャンルも多岐にわたり、世界史、文学案内、民俗学、和歌、文字文化、小説など、これまでの中で一番バラエティー豊かでした。
本に対する思い入れがあると、紹介にも熱が入りますね。なかなか時間が取れないときは、パラパラめくって楽しめる本もいいなぁと感じました。
★注目の一冊★
『万葉の旅』犬養孝
万葉集に収められている和歌が、それらの舞台となった場所の写真と一緒に紹介されている本です。
和歌は、日本人として身につけたい教養のひとつ。でも原書にあたるのはなかなか難しい。そういう時は、歌が詠まれた土地の写真を見て、当時を想像してみてはいかがでしょうか。ふと思いついた時に開いた箇所をサッと読めるので、紹介してくださった方は、10年前に購入した本にも関わらず今も読まれているそうです。
人と同じで、本も長く付き合えるものがいいですね。
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