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執筆者の写真なごやか読書会

【2019/8/17】

ノンフィクション、詩集、ディストピア小説、純文学、古典と様々なジャンルの本が紹介されました。自著の詩集をご紹介いただく機会にも恵まれました。


科学では再現性を確認しなければ研究結果にばらつきが出てしまうこと、詩は創作すること自体に楽しみがあること、ディストピアの世界は現実になる可能性を秘めていて未来を考えるきっかけになること、難しそうな純文学でも読んでみると違和感なくのめり込んでしまうことなど話題が満載でした。


★注目の一冊★

『ガリア戦記』ユリウス・カエサル


紀元前一世紀に古代ローマの政治家であり武将であったカエサルが、ガリア地方にいた諸部族の抵抗を抑えるために遠征した際の記録。カエサル本人の記述であり、第一級の歴史書であるのはもちろん、文章には無駄が削ぎ落とされている。部下を鼓舞するカエサルの言動にも心を動かされる。中の人は塩野七生の『ローマ人の物語』に収録されているユリウス・カエサルを読んでから挑戦したが、背景がわかっていると本書のおもしろさは倍増するのだと実感した。



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