戯曲と芝居の関係やおもしろさの違いについて、実際に芝居をよくご覧になっている立場からのお話はとてもおもしろかったです。
大学で勉強されていることを伺い、学び直すことに年齢は関係ないという言葉も実感できた時間でした。
勉強というとペーパーテストを連想してしまいがちですが、福沢諭吉が『学問のすゝめ』で説いているように解釈はさまざまです。人生を豊かにするという意味で、もっと広く捉えたいですね。
この読書会は間口を広くとることを考え、読んでおもしろかった本をご紹介いただいています。ですが参加したくても、紹介できる本が見つからず、申し込みをためらわれている方も中にはいらっしゃるようです。
なごやか読書会のコンセプトは「なごやかに楽しく」です。読んでおもしろかった本をご紹介いただければ大丈夫ですので、ぜひお気軽にご参加ください!
★注目の一冊★
『マクベス』シェイクスピア
四代悲劇の中でも分量が少なく、スピード感もあって読みやすいのが本書です。ご紹介くださった方は、芝居と戯曲の違いを詳しく教えてくださいました。芝居は時代に合わせて設定が変わっていくものの、人間に対する深い洞察は失われないところは凄いという言葉が印象的でした。
★紹介された本★
『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』東畑開人
『〈出雲〉という思想』原武史
『マクベス』シェイクスピア
『シェイクスピア、それが問題だ!』井出新
『学問のすゝめ』福沢諭吉
『レモンと殺人鬼』くわがきあゆ
『日本史の裏側』河合敦
『ドストエフスキー』E. H. カー
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